曽爾高原の10月

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曽 爾 高 原     10月24日

近鉄名張駅発10時の三交バスに乗り込み47分揺られ曽爾高原で降ります。途中の香落渓は断崖絶壁が続く渓谷美の名所で、途中で赤目48滝を目指す人たちは降車します。曽爾村に聳える巨大な岸壁を持つ鎧岳と兜岳は曽爾高原からその威容を見ることができます。
バス停から曽爾高原まで10分ほど急な坂道をのぼります。道端にはノコンギクなどの可憐な花が咲いていました。ススキ原の入口に立つ国立少年の家のところからススキの岡に登ります。北には大絶壁が連なる屏風岩から兜岳・鎧岳の山容が迫り、南には東の二本ボソから亀山峠、そして亀山山頂へ続く山の稜線がはっきりと見えます。

屏風岩の絶壁

兜岳と鎧岳
石畳の道
そして、足元から四方に広がるススキの絨緞。素晴らしい眺めです。小高い岡から西へ緩やかな下りを進みます。ススキの間に青いものが見えます。かき分けるときれいなリンドウの花でした。よく見るとあちこちに咲いていました。
可憐なリンドウ
オヤマボクチ
そして、ピョコンと突っ立つようにオヤマボクチが枯れたような花を咲かせています。
風は少し強く吹き渡り、ススキの穂を一斉に靡かせています。空の雲は千切れあるいは舞い踊るように流れています。
風渡り雲飛ぶ
西の端の茶店まで来て、昼食休憩としました。そして今度は半ば湿原となったお亀池の周遊路を東へ進みます。お亀池の東端近くの休憩用広場のベンチには数十人の人たちが昼食休憩をとっていました。
私はさらに亀山峠目指してススキの山肌を巻く登山道を上って行きます。亀山峠に着くと曽爾高原を見下ろしながら休憩です。峠は東の倶留尊山、南の池の平高原、西の亀山への十字路になっています。峠の草むらにはノコンギクが乱れ咲いていました。
二本ボソへ

お亀池を見下ろす
私は西の亀山目指して進みました。東のコルは360度見渡せ絶景が広がっています。しかし、風も相当に強く長居はできません。いったん道は下りまた岩だらけの険しい登りになります。そして亀山の山頂に辿りつきます。ここも絶景でしばし休憩します。
後古光山
山頂から西への急な岩場を降り、さらに手すりのついた急な稜線の木道を下ります。一気に下まで下り、今までいた山頂を改めて見上げると、その急な坂であることがよくわかります。ススキ原に出て東のバス停へ戻ります。14時27分のバスに乗って名張駅まで戻り電車で帰宅しました。
ナナカマド

私はススキの草原を歩くのが大好きです。ススキを分けて遥か向こうを目指して歩き進むと、そこはかとなく秋の旅愁を感じるからでしょうか。草原を渡る風と雲〜そんな情景を求めて曽爾高原をWalkingし、深まり行く秋をたっぷりと味わうことができました。

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