京都三尾・清滝を歩く

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高山寺・西明寺・神護寺・清滝  11月19日

 冷え込みが厳しい日が続いた日、京都の北西、嵯峨野から北に一山越えたところにある清滝川を歩きました。上流から栂ノ尾高山寺〜槇ノ尾西明寺〜高雄神護寺のいわゆる三尾から、清流の清滝川沿いに清滝まで、古くから京の紅葉の名所として親しまれているコースです。期待に違わぬ素晴らしい紅葉を心ゆくまで楽しみました。

交通:JR京都駅からJRバス栂ノ尾行き乗車 約55分 1時間に2便ほど 土日増発
     (この季節は京都駅を満員で発車するので京都駅から乗ること)
    阪急四条烏丸駅から市バス高雄行き
 約45分約1時間に1便
     (この季節は烏丸駅を満員で発車するので途中から乗るのは困難)
    11月限定季節運行で京都バス阪急嵐山から高雄行きが30分毎 
     (往は9:30〜12:30まで帰りは12:30〜16:00までなので要注意、運行日要確認)

帰り:清滝から京都駅(三条京阪)行き京都バス 約45分 1時間に約2便
     (土日の混雑時は京都バスは嵐山を経由しないので注意)


栂ノ尾バス停
JR京都駅から満員のバスに乗り、立ったまま一時間ほどでようやく栂ノ尾のバス終点に着きました。土日の京都の道路は混雑が激しく、特に紅葉のシーズンは春の桜の頃と同じくらい、観光客が多い時です。
 周山道路に入り御経峠を越えるあたりから紅葉がみごとに紅くなっていて、目を楽しませてくれます。
 栂ノ尾のバス停のすぐ近くの裏参道から高山寺へ石段をのぼります。
裏参道入口
裏参道の説明板

裏参道から見えるきれいな紅葉

石段を上がっていく
高山寺本坊石水院の石垣と白壁
高山寺案内図
世界遺産の高山寺は多くの巨杉が境内に生い茂る静かな寺です。国宝の石水院(本坊)は必見の価値があります。院から眺める紅葉や風景の美しさもさることながら、寺宝の鳥獣戯画など国宝や重要文化財が多数拝観できます。(保護のため複製品だが)
 高山寺は鎌倉時代の後鳥羽上皇などの時に最も栄えたようです。

お茶栽培の発祥の地

国宝・石水院

石水院からの眺望

国宝・明恵上人樹上座禅像

国宝・鳥獣人物戯画

石水院の紅葉

開山堂

開山堂の紅葉
金堂
表参道
金堂から表参道を下り、清滝川沿いの周山街道へ戻り、紅葉のきれいな白雲橋を渡ります。バス道と別れ川沿いに紅葉の中を歩いていくと程なく槇ノ尾の西明寺入口の指月橋へ着きます。この橋の周辺も美しい紅葉がいっぱいです。お茶屋や料亭もみごとな紅葉で絵のようです。
周山街道
街道沿いの紅葉

白雲橋から

白雲橋の紅葉
清滝川
槇ノ尾西明寺入口
指月橋を渡り、橋の袂で入山料を納め石段を上ります。山門の前もみごとな紅葉で立ち止まって観賞します。
 西明寺は神護寺の別院であったが鎌倉時代中期に後宇多上皇により寺号を与えられ独立し、盛衰を重ね江戸時代に将軍綱吉の生母桂昌院の帰依により堂塔の再興が行われたという。

指月橋
西明寺参道

山門付近

西明寺山門の紅葉

西明寺山門
西明寺鐘楼
境内は見頃のみごとな紅葉で朱色や金色に映え、浄土の如く眩い色彩に溢れていました。本堂に上がりご本尊にお参りして、庭園の紅葉を見、客殿から鐘楼周辺の境内の紅葉をみると、ただため息がでる程の美しさでした。
西明寺本堂
西明寺庭園の紅葉

客殿のお抹茶席

客殿前の庭園

客殿前の紅葉
山門横の紅葉

山門前の紅葉

指月橋

清滝川に紅葉
潅頂橋付近
次に指月橋を戻り、清滝川下流の神護寺へ向かいます。清滝川の澄んだ水の流れに写る紅葉を楽しみながら、また見上げる山の錦秋に癒されながら歩くと、すぐに神護寺参道入口の賑やかなところに着きます。
高雄の茶店
高雄橋と神護寺参道入口

神護寺参道茶店の紅葉

神護寺参道の紅葉
神護寺硯岩茶店

ようやく山門が見える
神護寺への長い結構上りにくい石の参道をあえぎながら登ります。中間地点に数軒の茶店があり、見惚れるほどの美しい紅葉がありますので、休憩昼食にはもってこいの所です。
昼食を済ませて、あと一息難所の石段を上ると、ようやく山門到着です。しかし、苦労する甲斐がある、すばらしい紅葉が境内にはありました。
山門の紅葉に人の流れが止まる

山門の紅葉

境内から山門を見る

宝蔵前の紅葉

和気清麻呂公の霊廟と紅葉
金堂

多宝塔

地蔵院の庭園
地蔵院の紅葉

神護寺の紅葉
神護寺は平安京遷都などに携わった和気清麻呂が開創したお寺です。ここで比叡山を開いた最澄や高野山を開いた空海が修行し講義した由緒ある古刹です。
幾たびかの盛衰を経て、鎌倉時代には源頼朝の庇護を受けて栄え、江戸時代には京都所司代の板倉勝重が寺内の復興を行い、寺運とぎれることなく現在にいたっています。
清滝川渓谷
神護寺参道入口を出る

神護寺付近は川沿いに茶屋や料亭が多い

清滝橋
清滝発電所取水口
奇岩が迫る
さて、この後は清滝川を4Kmほどのハイキングとなります。神護寺参道の賑やかな喧騒と別れて、渓谷美と紅葉を楽しみながら歩きます。
 川の両岸の山には北山杉や広葉樹が生い茂りみごとな景観です。いまは点々と赤や黄色の紅葉が混じり、華やかな風景となっています。
映える紅葉
北山杉の中を歩く

一枚橋
川面に映る紅葉
子供たちの歓声が
ハイカーや家族連れも多く歩いていて、市民の気軽なハイキングコースとなっているようです。残り1Km近くのところが滑りやすい岩場の道ですが、子供連れでも歩ける道です。ただし女性のヒールでは危険です。また水たまりも多く注意が必要です。

清滝渡猿橋
やっと清滝に到着です。しばらく清滝のみごとな紅葉を見て回り、渡猿橋から紅葉の坂道をバス停までのぼります。
バスは嵐山には寄らないで京都駅へということだったので、混雑渋滞の大覚寺道で下車し、嵯峨野清涼寺を通り観光客で大混雑の中を西へ真っすぐに歩き、渡月橋を渡り阪急嵐山駅から帰宅しました。

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