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鳥羽離宮跡城南宮   11月2日

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安楽寿院は鳥羽離宮の東殿だった所です。今は寂れたとはいえ歴史を感じさせるお寺です。
鳥羽離宮の調査は45年ほど前から本格的にすすめられ、その全容はほぼまとめられ、安楽寿院の前に説明版が設置されています。
安楽寿院境内には珍しい高い宝塔のある第76代近衛天皇(鳥羽天皇の子)の陵墓があります。また西には第74代鳥羽天皇の陵墓もあり、鳥羽上皇がこの寺を建立した目的がわかります。
この鳥羽離宮は院政時代に隆盛を極め、水運の基地としても重要な役割を果たしたようです。
近衛天皇陵
また、安楽寿院は幕末の鳥羽伏見の戦いでは官軍の大本営となりました。
西に少し歩くと、都の守護を祈願して鳥羽上皇が建立した北向山不動院があります。今も無病息災・家内安全を願う人たちで賑わっています。
さらに西に歩くと第72代白河天皇の陵があります。
鳥羽j天皇陵
白河天皇陵
白河天皇陵から南西に5分ほど歩くと城南宮に着きます。城南宮の歴史は古く、桓武天皇によって平安京が造営された時に都の南を守る守護神社としてこの地に祭られたそうです。
平安時代末期に鳥羽離宮を造った白河上皇が、熊野参りを度々行い、そのとき城南宮を出立の地として選び、熊野参りを後世に大流行させて以来、京の人々が熊野参りをするとき必ず立ち寄る場所となって栄えたようです。方角の神様として有名で、車の事故防止でお払いする人や、旅行の無事を祈ってお参りする人が多いようです。
ヒカゲカズラ
境内では菊花展をしていました。お参りの後、境内の神苑には源氏物語に因んだ植物が沢山植えられているとのことで、早速入園料を納め園内を一巡しました。
どうしても名前がわからなかった大型のコケに似た植物がヒカゲカズラと判ったのが嬉しかった。また食用の松の実が三本針葉の三子の松であることも判りました。
フジバカマ

ミズキの実

リンドウ
タチバナの実
神苑の中の花は季節柄、あまり多く咲いてはいませんでした。珍しかったのはピンポン玉より少し大きい橘の実で、ミカンと同様食べられるそうです。
園内には枝垂れ梅の木が多く早春に訪れてみたいと思いました。
紅葉には少し早く、明日行なわれるの秋の曲水の宴の準備が、平安の庭で進んでいました。
それでもうっすらと色づいた葉を写真に撮り満足して帰りました。
東福寺を臥雲橋から見る

よく晴れた日、紅葉には少し早いし、植物園に行っても花は少なくなっているし、で思案の結果京都伏見の城南宮へ行くことにしました。平安時代末期に白河上皇が鳥羽離宮として造営し、源平争乱時の後白河上皇までの100年あまり院政時代の舞台となった所です。
 京阪電車の丹波橋で近鉄電車に乗り換え竹田駅で下車しました。ここから歩いて約15分余りで城南宮に行けます。西口から線路沿いに南下し、西にこんもりした木々が見えてきたら西へ進み10分ほどで安楽寿院へつきます。

(参考までに)
帰りに紅葉で名高い東福寺に寄り道し臥雲橋から通天橋を見上げると、写真のようにまだほとんど色づいていませんでした。地元の人によるときれいになるのは20日過ぎではないかとの事でした。

鳥羽離宮跡を歩く

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