奈良西の京の紅葉

奈良宝山寺・唐招提寺・薬師寺

11月26日

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 今日は、いつも奈良に行く途中で通り過ぎてしまう「生駒聖天」こと生駒の宝山寺を訪ね、その後に奈良西の京の唐招提寺と薬師寺を訪れ、紅葉を探してみることにしました。 天気は晴れで時々曇るものも、秋の穏やかな日和の一日でした。
 生駒の宝山寺は寺の背後に迫る大岩壁の般若窟が見どころです。本尊は不動明王で本堂に祀られています。また見上げる大岩壁の般若窟からは弥勒菩薩像が寺の参詣者を見守っています。でも「生駒聖天」さんと呼ばれているように、本堂の隣にある聖天堂に祀られている未公開の秘仏「歓喜天(聖天)」<象頭の男女神の交合像と言い伝えられている>への信仰参詣者が多い。また江戸時代から大阪の商人の商売繁盛の信仰が厚く、祈願者の多額の寄付の多さには驚きます。
 次の唐招提寺や薬師寺はあまりにも有名で、観光客が引きも切らない名所です。紅葉に関しては、唐招提寺は名所といえます。薬師寺は伽藍の整備に伴って植樹が進んでいるようですが、大きく育つのは年月が必要なようです。

近鉄生駒駅からケーブル宝山寺駅へ 長い石段を登って行く 境内の朝日宝塔 右が本堂、左が聖天堂
後方の岸壁が般若窟
 宝山寺へは近鉄生駒駅で下車し、ケーブルカーに乗り換えます。中腹の宝山寺駅で下車しますが、山上の生駒遊園地へ行く人は、ここからまたケーブルの山上線に乗り換えます。私は宝山寺駅から参道の商店街の石段の長い道を10数分登って行き、ようやく宝山寺境内に辿りつきました。大岩壁の般若窟の絶景を一時間ほど堪能して下山しました。
紅葉が美しい文殊堂 文殊堂から般若窟
宝山寺本堂 宝山寺聖天堂 宝山寺多宝塔 宝山寺般若窟
唐招提寺南大門 改修工事の大屋根がとれ姿を見せた金堂 唐招提寺戒壇 戒壇前の紅葉
 近鉄生駒駅から奈良行きの電車で、途中の西大寺駅で橿原行きの電車に乗り換えて2駅目の西の京駅で下車し、目の前の薬師寺は後回しに、線路の東側の道を北進し10分も歩けば唐招提寺の南大門に着きます。拝観料を納めて門を入ると、正面の金堂の修理の大屋根は撤去されていて、まだ金網で囲まれているものの外構の修理が済んだ全容をすっきりと見ることができました。来年には一般公開ができるようです。
鐘楼と講堂、講堂は旧平城京朝集殿遺構 唐招提寺本坊前の
紅葉1
唐招提寺本坊前の
紅葉2
唐招提寺の白椿 講堂北側の
深紅の紅葉
鑑真大和上坐像が安置されている御影堂
迂回路の紅葉の中を通って、戒壇のところに出ました。このあたりは紅葉もあり、白い椿の花も咲いていて楽しめました。ここから講堂の中に立ち並ぶ国宝の仏像を拝観できますが、今日は外回りで紅葉の見事な本堂の塀に沿って御影堂から鑑真和上の御陵へと行き、御影堂から南へ東室・礼堂と校倉の間を抜け、芭蕉碑、講堂の諸仏拝観、そして修復成った金堂を、休憩所のベンチから眺めながら一休みしました。
旧開山堂前の芭蕉句碑「若葉して・・・」 御影堂近くの北原白秋の歌碑「水楢の・・・」
唐招提寺
ツワブキと紅葉
唐招提寺
礼堂・東室
日本最古の校倉
左が宝蔵・右が経蔵
唐招提寺
鑑真和上御廟
薬師寺
玄奘三蔵院伽藍
薬師寺左が大講堂、
右が金堂
薬師寺・西塔 薬師寺・東塔
(国宝)
 緑豊かで静かな唐招提寺を出て、来た道を薬師寺へと引き返します。
 薬師寺の北境内の玄奘三蔵院伽藍は、前日で公開が終わっていましたので、南側の白鳳伽藍の境内へ行きました。この北入口のあたりは南天や紅葉がきれいでした。
 中へ進み、お目当ての東西の二つの五重塔をたっぷりと楽しみました。最後に東院堂の国宝の優美な聖観世音菩薩像を拝んで、午後3時ころの近鉄電車に乗って帰途に着きました。
東院堂(国宝)
中の聖観世音菩薩像
は国宝
薬師寺
優雅な東回廊
薬師寺
左・東塔、右・西塔
薬師寺
白鳳伽藍の白南天
薬師寺
白鳳伽藍の南天
薬師寺
白鳳伽藍の紅葉

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会津八一の歌・・・おほてらの まろきはしらの つきかげを
                                 つちにふみつつ ものをこそおもへ 

松尾芭蕉の句・・・若葉して 御目の雫 拭ばや

北原白秋の歌・・・水楢(みずなら)の柔き嫩葉(わかば)はみ眼にして花よりもなほや白う匂はむ

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