岩湧山 槇尾山施福寺 

岩湧山 10月16日  施福寺 10月23日

岩湧山

前年登った岩湧山の山頂に広がるカヤトのススキの素晴らしさが忘れられず、今年も天気の良い日を選んで出かけました。7時前に自宅を出発し乗り継いだ電車を近鉄河内長野市駅で降り、9時4分発の満員増発バスに乗り込み終点の滝畑に着いたのは9時40分でした。朝食のサンドイッチを河原に下りて、清流を眺めて食べ、売店で地図をもらって登山開始は10時少し過ぎていました。普通1時間30分で登れるコースを2時間かけてカメラ片手の登山です。
 山頂は期待に違わず素晴らしいススキが今年も迎えてくれました。初めて登った他のハイカーも感激して「きてよかった〜!」と口々に言って、眩しく秋の陽に輝く山肌に見入っています。そしてカヤトの入り口の急な登りも苦にならず、ススキの穂が風にそよぐ山頂めざして、ススキの銀波の中を最高に気持ち良い登りを楽しみました。

バス停から5分ほど歩いた所にレストランと売店があり、ここの先にトイレがあります。そのトイレの横から登山の道があります。ジグザグに登り道が続いています。山肌を細い道が崖沿いや雑木林の中、杉林の中を通って高度をあげていきます。深い谷向こうには雄大な南葛城山が見えています。
道は一度尾根に出て左に山の中腹を巻いて山頂に続きます。明るい林や鬱蒼とした林の中を、整備されたハイキングコースが続きます。
長い登りが続くので、時々立ち止まって休憩したり、道脇に咲く花を写真に撮ったりしてオーバーペースにならないようにします。杉木立の急な登りの先に送電線の鉄塔があり、一休みです。
送電鉄塔から緩やかに上り下りする林の中をしばらく歩くと、突然目の前に一面にススキの生い茂る斜面の前に出ます。暗い林の中から明るい斜面に出て銀色の世界を目の前にすると、本当に天上界に登った気分になります。
はるかに槇尾山
頂上まではもう一息登りますが、ここはもう目的のカヤの原ですからゆっくりと展望を楽しみながらの悦楽の時になります。私もカメラのシャッターをおしまくります。(後で見たら逆光の光がレンズに写って使い物にならないのが多数あった・・・)

索道から山頂を
途中の索道の張り出しの所は足場が少々悪いが、早い者勝ちの絶好の撮影ポイントです。先客をものともせず(年の功!)堂々と前にでて存分に写すと、素早く退散します。 ここから少し上の道沿いにオヤボクチがニョッキと突っ立って咲いていましたので、カメラでゲット!
山頂の広場は混み合っていました。ちょうど昼時分ですので、みんなと同じくお弁当タイムにしました。駅の果物屋で買ったミカンがとてもおいしかった。 その後山頂の尾根筋を散歩で往復し、きれいなリンドウの花を見つけて満足! 秋晴れ天気のハイキングを存分に楽しんだ一日でした。
☆山頂尾根道                                  岩湧山東峰     ☆東峰方面から見る 金剛山を見遥かす
☆オヤマボクチ 大きいオヤマボクチ   山頂のリンドウ    ☆山頂をつつむ銀穂 ☆銀波の中の
ハイカー

岩湧山から多くのハイカーは東の紀見峠駅まで3時間余り歩いていきますが、私はデジカメ撮影に時間を費やし滝畑のバス停まで戻り4時12分のバスで帰りました。自宅到着は6時30分頃でした。

槇尾寺へ

槇尾寺は大阪の自然歩道ダイヤモンドトレイルの終点です。始点の二上山そばの屯鶴峰から葛城山・金剛山を経て岩湧山を通り槇尾山へと続いています。始点の二上山は春ヤマツツジのきれいな頃に登ることにして、今日は槇尾寺へ行くことにしました。
8時30分に家を出て、大阪梅田で地下鉄御堂筋線に乗り終点の中百舌鳥駅で泉北急行に乗り終点の泉北中央駅で降ります。9時台のバスに間に合わず11時台のバスで終点の槇尾山に12時近くに到着です。
地下鉄のなんば駅で南海電車の駅で泉北急行に乗っていく方法もあります。

バスの終点で降りると、すぐに満願寺の大滝があり必見です。落差も高いが、この滝の下は修験者の滝に打たれて身を清める修行の場になっています。滝の落ちる勢いを見ていると修行者ではないが思わず身が引き締まります。
槇尾山施福寺(通称槇尾寺)は那智青岸渡寺に始まる西国観音三十三ヶ所霊場巡りの四番札所です。今の巡礼者はバスで乗りつけて簡単にお参りできるようになっていますが、この施福寺はバスを降りて急な参道を30分近く歩かなくてはならない霊場です。
バスを降りて10分ほど急なコンクリート舗装の道を登ると山門があります。山門だけがあって更に急な未舗装の山道を登っていきます。美男の小さな石仏たちが道端で励ましてくれます。
5分ほど登ると萱葺きの大日堂がひっそりと建っています。その寂れた様子は仏教の衰退を具現しているみたいです。かって千軒と称された大寺院だった槇尾寺は信長の手勢の焼き討ちに遭って衰退したそうです。
姿見の井戸を過ぎしばらく登ると弘法大師空海の剃髪した場所に建つ愛染堂の前に着きます。ここから更に長い石段を登るとやっと本堂に到着です。
かっての大寺院の面影は周辺の遺構や朽ちかけた建物でわずかに偲ぶことはできますが、今は霊場巡りの参拝者とハイカーがこのお寺を支えているみたいです。境内にある茶屋の前でお昼を食べながら眼前の猿子城山とその後方にそびえる岩湧山の展望を楽しみます。
☆ホトトギス

槇尾寺から滝畑へ降りていくか、槇尾山を一周するか迷ってしばらく周辺を歩き廻りましたが、j時間的なこともあり、そのままもと来た道を引き返し帰宅しました。

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