平城京跡を歩く

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11月の花へ

奈良平城京跡・法華寺・不退寺   2005年11月24日

奈良に行くとき、近鉄電車の車窓から古しえの奈良の都・平城京跡をいつも眺めて通り過ぎていましたが、今日は通称佐紀・佐保路と呼ばれている路をWalkingしてみました。
近鉄西大寺駅〜平城京跡〜法華寺〜海龍王寺〜不退寺〜近鉄奈良駅の約6Kmです。中でも楽しみにしていたのは、花の寺・業平寺とも言われる不退寺です。歩くコースは平城京跡を除けば商店街か静かな住宅街がほとんどです。


二条町交差点

地蔵堂

道路に埋め込まれた案内図

朱雀門
近鉄西大寺駅北口から東へ一直線に伸びるバス道があり、突き当たりは転害門で正倉院になります。この道を進むと平城京跡を横断することになります。
二条町交差点までくると道の真ん中に地蔵堂が建っています。さらに進むと平城宮跡資料館の北側に着き、さらにその先に大極殿復元工事の大屋根があり、ここから南へ平城京跡公園に入ります。
大極殿跡基壇の遠く向こうに奈良市街

大極殿跡

宮内省復元建物

平城京概要
南には復元された朱雀門がそびえ、少し東には大極殿などの基壇や築地塀の跡が復元されています。広大な芝生地が広がりのんびりと散策する人もいます。芝生の中を東へ復元展示施設へ向かいます。平城宮の宮内省の復元建物が赤い築地塀をめぐらせて建っています。その近くにある展示館に入り発掘の説明や埋蔵物の展示を見ました。

大極殿模型
(展示館入場無料)
平城京東院方向

遥かに若草山

復元展示建屋方向

平城京東南院入口
(入場無料)

平城京東院庭園図
展示館を出てお弁当を広げてのんびりと昼食です。昼食のあと今度は芝生地を南下し平城宮の迎賓館であった東院跡復元庭園へ向かいます。芝生地の東には若草山が見え気持ちの良い散歩コースです。東院は典型的な飛鳥天平時代の庭園様式です。朱塗りの建物が池に映り、紅葉がさらに色を添えてきれいな庭園風景となっていました。
平城京東院隅楼

平城京東院庭園

平城京東院庭園

平城京東院庭園

平城京東院庭園

宇奈多理神社
東院から宇奈多理神社の前を通り、静かな住宅街を通っていくと法華寺へ出ます。東大寺が奈良時代の国分寺の総本山なら、法華寺は女性の出家僧の修行の国分尼寺の総本山で、歴史も古く大きいお寺です。時間の都合で庭園や本堂内の見学はせず、境内を一回りしました。落着いた雰囲気の品格ある寺院です。
法華寺南大門

法華寺縁起略

本堂

法華寺境内図

法華寺護摩堂
海龍王寺山門
法華寺から東に少し進みバス道の交差点を北に上がると海龍王寺山門に着きます。塀の白い漆喰がはげ落ちて土がむき出しの荒れ果てた感じの土塀です。しかし、飛鳥時代から続くこの寺は由緒ある立派な歴史と寺宝を持っています。もう少しきれいに整備すると観光名所になっても良いところです。
金堂内に安置されている国宝の五重小塔は必見の価値があります。

海龍王寺縁起
海龍王寺本堂

海龍王寺金堂
海龍王寺五重小塔
(国宝)
海龍王寺本堂内

ウワナベ古墳
海龍王寺の前のバス道を北に突き当たると航空自衛隊幹部候補生学校があり、その東がわに巨大なウワナベ古墳があります。古代の有力な大王の陵墓でしょうが、誰かはわかっていません。古墳の濠沿いに回り、国道24号を渡り、JR線路をまたぐ細い橋を渡ってすぐの地蔵様のある四つ角を南へ下ります。

不退寺への道

不退寺入口

不退寺略縁起

不退寺山門から

不退寺本堂
池が見えるとそこが天下の色男といわれる在原業平が建立した不退寺です。山門は鬱蒼とした木に覆われうまく写真が撮れませんでした。山門を入ると多宝塔を囲む紅葉が池に照り映えていました。境内には多くの花が植えていましたが、今は紅葉やサザンカが目立っていました。このお寺のお勧めの花は早春のレンギョウだそうです。

不退寺多宝塔

サザンカ

多宝塔前の紅葉

在原業平歌碑
多宝塔と紅葉
多宝塔と紅葉
在原業平歌碑「ちはやぶる神代も聞かず竜田川から紅いに水くくるとは
しばらく多宝塔周りの紅葉の写真を撮るのに熱中し、本堂の御本尊を拝するのを忘れてしまいました。午後3時を大分過ぎていましたので、後はバス道にもどり、近鉄奈良駅まで行き、4時の電車で帰ることができました。
多宝塔前の紅葉